ヤグルマギクなど

2012_0512_シャリンバイ
最近よく花を見かけるこの木、シャリンバイというそうですね。漢字で書くと車輪梅。和名は枝の分岐する様子が(葉の配列の様子とも)車輪のスポークのようで花が梅に似ることから、だそうです。

2012_0519_ヤグルマギク
近所で見かけたこのお花、ヤグルマギク、のようです。確かによく見ると、矢車っぽいですね。ヤグルマギク、で検索すると、ツタンカーメンやらマリーアントワネットが出てきます。ツタンカーメンの棺から出てきたとか、マリーアントワネットが好んだ、とか、由緒あるお花なんですね。

白いヤグルマギクも見かけました。
2012_0519_ヤグルマギク2

そしてヤグルマギクと似た美しい青色のこのお花、近所で見かけましたが、シラー・ベルビアナ、というお花の様です。ヒヤシンス科の花とのこと。確かにヒヤシンスに似てますね。難しい名前ですが、17世紀にスペインの南部で発見され、イギリスに持ち帰った船の名前(The Peru)に因んで名づけられたとのこと。
2012_0513_シラーベルビアナ

2012_0513_紅花ツメクサ
そしてこれもまた近所で見かけたこの可愛いお花、葉っぱを見るとカタバミですが、紅花詰草、のようです。別名ストロベリー・キャンドル。可愛いですね。

今日も新しい花を近所で見かけました。ムシトリナデシコ、のようです。食虫植物ではないが、花に虫がくっつくそうです。
2012_0520_ムシトリナデシコ

春は本当にたくさんのお花が観察できますね。気になる花を見かけるたびに調べるようにしているのですが、なかなか追いつかないです。でも1年に1つでも新しい花を知ることができれば良いですね。楽しみになってます。

牧野富太郎先生のことば、”わたしの一生はお金にめぐまれず貧乏続きで、食べるものにも困ったほどつらい目にもあいましたが、私は少しもみじめな気持ちやさびしい気持ちになったことはありませんでした。わたしは大自然と言う母のふところにいだかれ、植物と言うなかよしの友達がいたからです。”というのを、最近つくづく共感します。
牧野富太郎植物記



テーマ : 散策・自然観察 - ジャンル : 趣味・実用

tag : 牧野富太郎

こころの情報学

こころの情報学 (ちくま新書)こころの情報学 (ちくま新書)
(1999/06)
西垣 通

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情報学者で東大教授、西垣通さんの著書。情報学的観点からオートボイエーシス、アフォーダンスといった理論を交え心を論じます。いろいろな学説を交え心を論じている点はおもしろいですがいまいち結論が見えにくいという印象。でも良い本でした。

西垣通さんは日立の研究所でOSやネットワーク、データベースなどの性能設計や信頼性設計を研究したのち東大へ。東京大学情報学環教授。東大には情報学環という文理融合した様々な分野の研究者が集まり情報を研究している組織があるのですね。興味深い組織です。情報という学際的な領域は面白いと思います。

印象的なのは下記にも述べている情報の定義。情報を生命と絡めて定義しています。我々理系の人間には情報の定義というとシャノンの情報理論による確率に基づいたものがなじみ深いですが、それは意味内容を無視したものであり、我々が自然に持っている情報の概念とは違うといことで、生物と絡めた情報の定義を提示。興味深いです。しかしこの情報の定義は定量化できるのだろうか?こうした観点で情報を追及していくのが情報学という学問のようで、他の本も読んでみましたが内容が抽象的で、学問として今後発展していくのか、少々疑問を感じました。しかしながら興味深いです。また、企業でコンピュータの研究をしていた研究者がこうした哲学的な情報の研究をしているという点もおもしろい。コンピュータから心理学、哲学まで非常に守備範囲の広い方という印象です。自分の書評を読み返してみると、興味深い本を書いている人は塚谷裕一さん、池谷裕二さんなど東大の先生が多いです。やはり東大の先生は一味違うという印象があります。

以下、印象に残った点。
  1. 工学における情報とは、「(複数の場合において)どれが起きたかを教えてくれるもの」。つまり、工学における情報とは「意味内容」を無視した機械的なもの。各場合の生起確率にもとづいて情報量が定められる。したがって、我々が漫然とイメージを持っている非機械的な情報量、すなわち「意味内容の量」とはまったく別次元にあり、無関係といってもよい量である。(P.21)
  2. 情報は生命とともに誕生した。生命発生以前に自然界が作っていたパターンは情報とは関係ない。(P.28)
  3. 情報の定義 「それによって生物がパターンを作り出すパターン」 P.32
  4. コンピュータに文脈や情報を判断させようとすると「フレーム問題」に突き当たる。ひとは有る状況のもとで自然に問題を構成する。今問題となっている、注目すべきことはな何なのかを一瞬にして選び取りそして行動を起こすということでその問題がいかにして解決させるかを直感的にすばやく判断する。しかしコンピュータにはこれができない。P.68
  5. ハイデッガーによればわれわれの周囲にある事物は普通は背景の中に埋没している「道具的存在」にすぎない。客観的に性質を記述できる「事物的存在」となるのは何か特別なきっかけがあった場合だけということになる。...コンピュータの言語理解に於いては、原理的には宇宙のすべての事物が「事物的存在」ということになる。コンピュータの言語理解に於いてはハイデッガーの主張によると、人の世界解釈とは根本的に異なるということになる。P.73

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tag : 西垣通

ザ・プレスティッジ・クインテット・セッションズ

ザ・プレスティッジ・クインテット・セッションズザ・プレスティッジ・クインテット・セッションズ
(2006/07/26)
ザ・マイルス・デイヴィス・クインテット

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マイルス盛りだくさん4枚組のこのCD、良い曲ばかりで最近のお気に入りです。

テーマ : お気に入り&好きな音楽 - ジャンル : 音楽

毎日かあさん

毎日かあさん(通常版) [DVD]毎日かあさん(通常版) [DVD]
(2011/09/07)
小泉今日子/永瀬正敏

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GWももう終盤ですね。GWは子供がなかなか寝なかったので夫婦二人の時間はなかなかなかったのですが、昨晩はさすがに疲れたのか19:30には寝てしまったので久々に妻と映画を見ました。我が家は妻と二人で映画やドラマを見てあれこれ語るのがリラックスタイムです。これは結婚する前からの習慣です。

昨夜みたのはキョンキョンのこの映画。漫画家サイバラさんの実話を元にした、アル中の夫や子供とのできごとをつづったお話。子供が6歳、4歳という設定で、我が家と近いので楽しめました。しかしちょっと内容の割に冗長で、少々飽きましたが。

アル中で仕事もない夫に苦労する妻、しかしそんなダメダメな夫でも子供にとっては大事な父親。子供は慕います。どんなダメダメでも父親の存在は大事なんだろうな、そんなことを思いました。

テーマ : 見た映画 - ジャンル : 映画

苫米地英人、宇宙を語る

苫米地英人、宇宙を語る苫米地英人、宇宙を語る
(2009/12/22)
苫米地 英人

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インパクトのある本でした。

著者の苫米地英人さん、メディアでよくお見かけしますがあまりちゃんと意識したことがありませんでした。計算言語学者、認知心理学者、脳科学(または機能脳科学、脳機能科学)者、の方とのこと。上智大学英語学科を出て三菱地所入所後、カーネギーメロン大学で計算言語学関係の博士号を取得後、徳島大学助教授、ジャストシステム基礎研究所所長、などを経て、現在はドクター苫米地ワークス代表、というなかなか不思議な経歴の方。脳科学者というイメージですが、情報科学よりの方なのでしょうね。ただまたまたよくわからないのが、肩書にある天台宗ハワイ別院国際部長、チベット仏教カギュー派傳法(でんぽう)大阿闍梨、とのことで、僧侶でもあるようです。なんだかうさんくさいにおいがプンプンしますが、詳しく知らないのでよくわかりません。ただ、本を注文した後、非常に大量に短いスパンで本を出している方だとわかり、勝間さんのように内容の薄い本を大量生産している方じゃないかと思い後悔しましたが、なかなか面白い本でした。基本的に、仏教の唯識を科学的な言葉で語っている方、という印象です。

内容な非常にインパクトがあり、以下のような主張が繰り広げられます。
・宇宙は寂しいから存在している。
・時間は未来から過去へ流れている。
・脳が無くては宇宙はない。
・認識する我々の存在がなければ宇宙は存在しないのです。
・ビッグバンは未来の人間が起こした。
・時間は我々情報的な存在が未来に生み出したものであり、その未来から時間は過去に流れているのです。

説明が簡潔なのであまり納得感はないし少々うさんくさい気もしますが、直感的には言っていることは正しい気がします。私も良く、我々観測者のいない永劫の宇宙って何の意味があるのか、ということをよく思いますが、そうした感覚への理論的な答えを与えられているような気がします。
宇宙

説明も簡潔なので消化不良ですが、またじっくりと読んでみたいと思わせる本でした。

テーマ : 最近読んだ本 - ジャンル : 本・雑誌

tag : 苫米地英人

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Author:TanTan
東京の緑の多い区に住む普通の会社員。家族は妻と息子(年中)。

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